京都大学 齋藤研究室

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What is Green Chemistry?

みなさんグリーンケミストリーという言葉をご存知でしょうか? 

「環境に優しい化学」等に言い換えられます。
化学物質を合成する(作る)人達が、環境に配慮してものを作るためにはどうすれば良いかを考える、現実的な化学の概念です。 日本ではGSCNがグリーン・サステイナブル ケミストリー(通称グリーンケミストリー)を「人と環境にやさしく、持続可能な社会の発展を支える化学。」と定義しています。 

その考え方は人体、環境に対する害(リスク)を「リスク=ハザード×暴露」と捕らえ、今までの暴露を減少させる方法ではなく、根本の製品を作りだす時のハザードを減少させ、健康や環境のリスクを下げるという、ハザード管理型の考えです。
簡単に言うと、作ってから処理の出口をいじるのではなく、もの作りの段階でハザードの低い物質を使い、汚染そのものの発生を経つという考えです。 

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技術補佐員を募集します

技術補佐員を募集します。 昔化学をやっていてまたやりたい方、子育て後にまた働きたい方など、一緒に働いて頂ける方... Read More "技術補佐員を募集します"

ABOUT US

世界の物質は全て原子、分子、つまり化学で成り立っています!
けれども、化学というと、環境汚染を生んでいると敬遠される側面もあります。

環境問題を考える場合、世界が何で構成されているのか、そして分解されたら何になるのかを議論することが大切です。ですが、そこに注目し議論される事は少ないです。

サーキュラーエコノミー(循環型経済)とは、廃棄物を新たな資源と捉え、廃棄物を出すことなく資源を循環させる仕組みを言います。サーキュラーエコノミーは環境負荷が少なく、持続可能な社会実現に必要不可欠な考え方です。そのサーキュラーエコノミーを達成させるために何ができるのか、マクロとミクロ、両方の観点からグリーンサスティナブルケミストリー(環境に優しい化学)に基づき、研究しています。一緒に環境問題に立ち向かっていこう!という熱意のある学生を求めています。

理系で環境問題に興味を持ち、サイエンスで環境問題に立ち向かいたいと考える学生、または文系で環境問題に関心があり、最近サイエンスに興味を持ち始めたけれどもう勉強するのは無理だと諦めていた学生。皆さん、ウェルカムです。
文系に限らず、化学的知識の少ない皆さんにも解りやすく教えられる事が強みなので、一緒に学びながら世界に貢献していきましょう!!

KEI’s profile

創始者の下で学びそれを国際的に発展させてきた

グリーンケミストリー専門家

京都大学大学院

総合生存学館 教授

齋藤 敬

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