京都大学 齋藤研究室
サーキュラーマテリアル研究センター

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サーキュラーマテリアル研究センター

Kyoto University Circular Material Research Center


京都大学総合生存学館(GSAIS)と長瀬産業株式会社は、サステナブルな材料開発に向けた知の共創拠点として、2022年9月より「サーキュラーマテリアル・コンソーシアム」を運営し、2025年10月までの3年間にわたり活動を展開してきました。

この期間、以下の企業各社にご参画いただきました。
株式会社esa、株式会社村田製作所、共同印刷株式会社、阪本薬品工業株式会社、住友精化株式会社、第一工業製薬株式会社、東洋紡株式会社、ナトコ株式会社、三井化学株式会社、三井住友信託銀行株式会社、ヨネックス株式会社、長瀬産業株式会社。

コンソーシアムでは、京都大学が主催し、循環型材料設計に不可欠な最新技術・研究動向から環境評価手法まで、幅広いテーマを専門家講演やディスカッションを通じて体系的に学ぶ場を提供してまいりました。

毎回設定したテーマに基づいて、固定メンバーによる深い議論が行われ、単なる講義形式にとどまらず、企業横断的な意見交換と協働学習が活発に進んだ点が大きな特色です。

こうした継続的な対話から、複数の企業連携プロジェクトが自然発生的に生まれ、ワークショップの枠を超えた議論・協働が促進され、濃密で持続的な産学ネットワークが形成されました。

これは、設立当初に掲げた
• 「循環型社会に向けたビジネス・社会システム変革を議論する場の創出」
• 「企業の壁を越えたネットワーク形成」
という目標が、3年間を通じて確かな成果として結実したことを示しています。



新たなステージへ:SICサーキュラーマテリアル研究センター始動
これらの成果を基盤として、本コンソーシアムは2025年以降、京都大学総合生存学館ソーシャルイノベーションセンター(SIC)内に新たに設置された「SICサーキュラーマテリアル研究センター」として発展し、循環型社会の実現に向けた研究・教育・産学連携をより強力に推進していきます。


サーキュラーマテリアル研究センター長 京都大学総合生存学館教授 齋藤敬

今後の予定
• 2025年2月27日
 第1回 サーキュラーマテリアルシンポジウム
を開催予定
 詳細は後日、当ページにて公開いたします。


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